品質向上への取り組み

当社では、品質向上への取り組みとして、物流品質維持・向上を目的とした「安全品質委員会」の設置、品質マネジメントシステムの定着化を図るためのISO9001の取得、作業現場の品質改善活動としてのMAQ活動(QC活動)を推進しています。

物流品質

お客様への物流品質維持・向上のため「安全品質委員会」を設置し、丸全グループ一丸となってお客様満足度向上に取り組んでいます。

品質方針

「お客様第一主義に基づき、お客様のニーズを先取りし、お客様の顧客への信頼と満足を得る物流サービスを提供します」

品質行動指針
  1. 効果的な品質マネジメントシステムを構築し、お客様の要求事項を満たすと共に、法令・規則・社会的規範等を遵守します
  2. 品質マネジメントシステムの継続的な改善に努めます
  3. 将来に向かって、絶えず物流サービスの高度化を追求します

当社における物流品質とは

「お客様からお預かりした製品を良品のまま最終届け先まで、指定どおりに迅速・確実にお届けする」物流サービスの品質のことを言い、貨物事故、誤出荷・誤納入、マナー違反の全てに渡る不具合まで包括されることです。

当社における物流品質とは

重点施策

重点施策
物流品質会議
  • 事業所単位で製品の特性を勘案した目標・計画を策定し、PDCAを回し継続的な改善を実施
  • 品質パトロールの強化
  • 品質トラブル防止の水平展開(情報共有化)
  • 品質管理システム(社内イントラシステム)にて事故データを分析し、事故の傾向・原因・対策を取り纏め、事故防止の徹底
  • 現場における物流品質教育(物流品質会議)を実施
  • 品質監査やパトロールの結果報告
  • 品質目標の達成状況の確認
  • 事故・クレーム報告
  • 改善策や予防策の検討

年度活動計画と実行計画

物流品質に関する目標設定は、全社安全品質委員会を大元とし、各部支店、各事業所へと階層的に展開されています。
目標設定は全社統一様式で管理し、パトロール及び年2回の社長診断にて監査されます。
また、安全品質委員会による品質パトロールを実施し、実施状況のチェックも行っています。

ISO9001認証の取得
ISO9001認証の取得

当社では、品質マネジメントシステムの定着化を図るためのISO9001の取得拡大を推進しています。

愛貨精神
愛貨精神
現場の壁にも若手社員の
手書きのスローガン

「愛貨精神」とは、お預かりする貨物一つひとつに敬意と愛情をもって大切に取り扱うことで、お客様から課せられた信頼に応えていくという当社の理念です。

MAQ活動
MAQ活動
(右)改善活動の発表MAQ全社大会

全員参加の改善活動で、愛貨精神に則った高品質な物流サービスをご提供します

愛貨精神を表す方策の一つとして、昭和61年より全部門・全階層・全員参加による品質向上活動であるMAQ活動(Maruzen All Quality)をスタートさせました。当初は、現場のQCサークル活動(小集団活動)としてスタートしましたが、平成18年にはトップダウンにより新生MAQ活動として、全部門・全階層・全員参加のTQM(Total Quality Management)に向けて再出発し、現在、MAQ第6期推進計画「未来品質探求の3ヵ年計画」を展開中です。MAQ活動は、当社の「サービスの質」「仕事の質」を改善し、あらゆる品質を高めるための啓蒙活動であり、丸全グループの掲げる「考える現場」のDNAとして、当社のあらゆる現場でその精神が息づいています。 特に、お客様第一・後工程はお客様、PDCAの実践など、MAQの理念・手法(考え方・観方・進め方)は、誰でもいつでも気軽に行える改善提案やサークル活動に留まらず、問題解決・課題達成を必要とするあらゆるビジネスシーンで、ツールとして積極的に活用しています。

ホワイト物流への対応

当社は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出しております。

CSR